
いわゆる杜氏などの酒造技能者の後継不足を先取りして、1984年に新潟県酒造組合がつくった教育機関です。
酒造技術の中堅技能者を養成します。蔵元から推選派遣されたものだけが入校を許され、働きながら年間約百時間、三年間で卒業です。毎年20名前後の卒業生を送り出し、二百名近い卒業生のなかには、すでに杜氏の仕事をしている者が16名おり、研修のための同窓会活動も活発です。講師は、約30名。新潟県醸造試験場の研究員や、県内で第一線にたっている酒造技術者ばかりです。
このような清酒学校のおかれているのは、世界中で新潟県だけです。


次の条件の全部を満たす者とする。
イ.新潟県内の酒造企業に通年雇用されており、
企業主が適任者として推薦している者であること。
ロ.原則として、経営者の子弟は除く。
ハ.原則として満35才以下の者であること。
(満35才をいくらか超えた方の前例がある。)
ニ.高等学校卒業程度以上の学力がある者
であること。
※注(1) 現在、従事している職種は問わないので、酒造企業に
通年雇用されておれば、必ずしも酒造の仕事に従事していることを要しない。
しかしながら、技能訓練は、本来は実地に体験しながら
学ぶ べきものであるので、せめて酒造の季節中には、
実際の酒造作業に従事させる様に企業主は配慮する ことが前提となる。
※注(2) 各企業の新採用者を、即入学させたいという経営者の意向はわかりますが、実際には、それでは、ついて
ゆけないケース(企業に属しているという意識も経験も不足)も目立ちます。
各企業における勤務経歴が、最少限2か年程度ある職員をご推薦下さい。

定員は、毎年度20名とする。
年度の終了時において、進級試験を実施して、進級可否を決定する。
第3年度の終了時において、卒業時において、卒業試験を実施して、合格者に卒業証書を交付する。

各企業が新潟県清酒学校長(県酒造組合内)に推薦書を提出する。
選考に合格した者については、推薦企業主に通知する。入学式は、7月に挙行する。

3年修業とし、1年間に17日間、各月1日2日間程度の通学とする。所定の授業日数に対し、出席日数が80%に満たない場合は留年となります。

イ.研修生は、通学とし、授業は原則として9時30分から15時30分とし、
昼食休みは12時から13時までとする。
ロ.教室は、新潟県酒造組合、新潟県醸造試験場又は借り上げ会場とし、
教育課程表に記載する。
ハ.授業は、各学年ごとに別室とする。

イ.新潟清酒学校の学科は次の通り。
(1)基礎科学及び醸造学の知識
(2)清酒製造知識及び技術
(3)法規、法令関係
(4)業界の現状
(5)清酒の知識
(6)監督者に必要な基礎知識
(7)一般常識
(8)その他必要な事項
ロ.講師は、醸造試験場の各先生、業界の専門技術者並びに部外委嘱専門講師とする。

新潟清酒学校事務局
新潟市東中通2番町292-2
TEL:025-224-8564